テレビの大型化が進んでいます。70インチや80インチになるとテレビボードによってははみ出てしまうこともあり、地震やお子さんのいたずらなによる倒壊の危険性も高まります。それゆえ大型テレビへの買い替えを機会に壁掛けを検討される方が増えてきました。壁掛けならば(テレビボードと異なり)テレビのサイズ、重量に制限はありません。また壁掛けにするとテレビの位置が30~50cm程後ろに下がりますのでお部屋に対する圧迫感も薄まります。
テレビを支えるには十分な強度が求められますが、カトー電器が得意としている壁内部分補強を施せば通常の石膏ボード壁でもしっかりとした強度が確保できます。より大きなサイズのテレビをお考えでしたら、設置方法についても是非ご検討ください。
さて、今回ご紹介するのは横浜市でのテレビ壁掛け工事です。テレビはソニーのブラビアシリーズ KJ-77A9G。77インチの有機ELテレビになります。お客様宅で既に使用されており、据え置き→壁掛けへの切替工事となりました。
施工当日はベテランのスタッフ2名が名古屋から横浜へ。ご挨拶ののちテレビを見せていただくと見たことのないテレビボードが目につきました。聞けば奥様のお父様が建具職人をされており、お父様の手による完全オリジナルとのこと。フロント部の丁寧な細工に感心しながら壁の配線の状況を確認させていただきました。テレビの位置はこのオリジナルテレビボードと中心を揃えることになり工事スタート。壁内部に開口を設け、荷重のかかる箇所に補強を施したら、開口を丁寧に戻します。テレビで隠れる位置にコンセントパネルを新設し、大型テレビに対応した金具を取り付け。最後に77インチのテレビを丁寧に取り付ければ工事は完了です。3時間ほどで写真のようにバランスの取れた壁掛けテレビが出来上がりました。