長所は「見た目がきれい」
長所は何といっても見た目の良さです。壁面のテレビからは何も出ておらず、テレビが宙に浮いているように見えます。電源やアンテナ線、HDMIケーブルなどはテレビ背面から一旦壁内に入り、壁面のコンセントパネルへとつながっています。床にケーブル類が這いまわることもないので、お掃除も楽々。モップでさっと一拭き。お掃除ロボットルンバがひっかかることもありません。
コンセントパネルを壁面に
DIYで壁内配線にチャレンジされるとテレビの裏側は穴が開いたままの方もいらっしゃいますが、やはりここは見た目を重視し、コンセントパネルを新設したいものです。角度が調節できる壁掛け金具の場合、テレビの裏側が思いのほか人目にさらされますので、美しい見た目には十分配慮したいものです。
壁内に空間が必要です
壁内配線を施すには、壁内にケーブルを通せるだけの十分な空間が無ければいけません。石膏ボード壁やエコカラット壁、木壁やしっくい壁なら可能ですが、コンクリート壁のように「中身が詰まっている壁」は工事できません。石膏ボードの壁をを切り取ると、その奥にスポンジのようなフワフワした断熱材が詰め込まれています。この隙間を縫って電源ケーブルやアンテナ線、さらにはHDMIケーブルなどを通していきます。
国家資格が必要です
100V電源を直接加工しますので、国家資格である第二種電気工事士の資格が必要です。そのため壁内配線は個人がDIYの感覚で行うのは難しく、それが欠点と言えるかもしれません。
配線経路に間柱がある場合
多くの場合、壁内には等間隔で間柱が入っています。壁内で間柱を通過するのは難しいため、間柱を超える際には一旦配線を室内に出さなければいけません。部屋の隅に既存のコンセントがあり、壁掛けテレビは部屋の中央に設置したい場合、カトー電器では図のように配線カバー(モール)を組み合わせた施工で対応させていただいております。
カトー電器に診てもらおう!
面倒な配線経路はカトー電器にご相談ください。スマホでお部屋の壁を撮影して専用フォームから写真をUPすれば、専門スタッフ壁掛け可能かどうか確認。壁掛け可能であれば、必要なケーブルやや壁掛け金具もあわせてお見積もりをメールでお送りします。
図のようにすべての配線を床上のコンセントから壁内を経由してテレビの背面まで導きます。さらにテレビ裏の壁面にコンセントパネルを新設する方法です。カトー電器が最も得意とする工法で、見た目の美しさから大多数の方がこの方法を選ばれます。
壁内にケーブルが通せるだけの空間が必要となるためコンクリート壁では対応できないのが難点です。また100ボルトのコンセントを加工しますので、第二種電気工事士の資格が必要となります。